どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
今回は映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』について書いていきます。
ネタバレも若干ありますので、これから『IT』を観ようと思っている方は気を付けて読んでみてください。
はじめに:『IT』のあらすじ
とある町で子供の行方不明事件が相次ぐ。
そんな中、主人公『ビル』の弟も行方不明になってしまう。
主人公『ビル』は弟の行方不明に負い目を感じ、友人とともに捜索していた。
そんなある日、主人公たちは”それ”に遭遇し、”それ”の正体を明らかにしようと動き出すのだった。
そして、昔から町に”27年ごとに起きる奇妙な事件”であることに気付く。
その後、”それ”の存在に怯えながらも、その”27年ごとに起きる事件”に少年たちは恐怖に立ち向かいながら、真実を追い求めていく物語である。
個人的な評価【結論】
個人的な評価:4/10点
低評価にした理由は下のとおりです。
低評価の理由・ピエロの追い込みが甘すぎて、まったく怖くない。
・副題の「”それ”が見えたら、終わる」は嘘である。
・ホラー映画というより、青春映画である。
この評価をつけたのも、ボク自身が”ホラーのドキドキを求めていた”というのが理由に挙げられます。
ボクは『IT』の映画にホラー映画特有の”スリル”を期待していました。
『IT』の映画予告と副題をみて「コレ、怖そうだぞ!」と、高い期待をしてしまったのが、「期待外れだな…」と思ってしまった原因だといえます。
確かに「こわッ!」という部分もチラホラあるのですが、全体的に見たら怖がりのボクでもスーッと見終わってしまった感じでした。
これはピエロが追い込みが甘く、ホラー映画で大切な『安心』と『怖い』の強弱がほとんどなかったからだと思っています。
また、何より腹が立ったのは副題があっていないところです。
正直、映画に出てくるピエロの化け物を見ても、「どうせ、殺されないんでしょ…」と思えるほど、危機感を感じませんでした。
その証拠にメインキャラ全員が殺されていません。
副題の「”それ”を見たら、終わり。」があっていないです。
そんなこんなで『IT』は低評価にしました。
もちろん、本当に怖がりの方はドキドキできる部分もあるので、ホラー映画として”4点”にしてみました。
『IT』は子供たちの青春ドラマを際立たせるためのホラー要素を組み込んだ映画
だと思って差し支えないかと思います。
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怖さを求めている人にはお勧めしない
上でも説明しましたが、『IT』は怖くありません。
なので、恐怖への”ドキドキ”を得たいという方には『IT』はお勧めしません。
なぜなら、映画の途中で”ピエロは子供が対応できてしまう程度の脅威”と思い始めてしまうからです。
ボクだったら、間違いなくピエロの化け物を蹴散らせる自信があります(虚言)。
でも、そう思えるほど、ピエロに対して恐怖はありませんでした…。
また、「このピエロは本当にやる気あるの?」と思えるぐらい、子供たちにトドメを刺さないのです。
もちろん、ピエロの餌食になった子供たちもいるので、「もしかしたら、やられてしまうかも!」という気持ちにもさせられます。
ですが、その気持ちは何回も裏切られるのでした…。
ホラーなのに、なぜか終始笑いっぱなし
『IT』は良い意味でも悪い意味でも笑えます。
序盤はピエロの正体が謎に包まれているので、少しドキドキしながら見れるかと思います。
ですが、だんだんピエロの正体に近づいていくに連れて、「怖くないぞぃ…」と少しずつ
なぜかトドメを刺されない子供たち、「ピエロ弱くね?」と思えるほど脅威感のなさ、何より終盤の「何でそうなったw」と思える部分で笑わずにはいられませんでした…。
もしかしたら、こういったちょっと怖いけど不思議で可愛いピエロの映画を目的に作られたのかもしれません。
それぐらい子供たちの青春&アドベンチャー要素が大半を占め、ピエロに対する恐怖をスパイスに変えている部分があると感じました。
子供たちの成長は意外と面白いかもしれません!
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泣ける部分もある
『主人公の恐怖に立ち向かおうという姿勢』や『最後の主人公に対する悲しい結末』は、胸が熱くなるものがあり、かつ泣けてくる部分でもあるかと思います。
普通の子供だったら、命を取られかねない怖いピエロに立ち向かおうとはしません。
ですが、主人公は『行方不明の弟』を助けたいという気持ちで、周りの友人が怖がる中、一人でピエロの館?に乗り込もうとしたりします。
そんな勇敢で弟思いの『兄弟愛』を見せられたら、胸を締め付けられるような悲しく切ない気持ちにさせられます。
にもかかわらず、そんな主人公の結末は悲しいもので涙を流す視聴者もいるのではないかと思います。
そう考えると、やはり『IT』は青春&アドベンチャー映画なのだと実感させられます。
2019年に続編が公開決定【報告】
上では『IT』について「期待外れだった」的なことを書いてきました。
ですが、続編はキャスト的にちょっと期待していたりします。
『IT』の続編は、「27年後の主人公たちの物語」だそうです。
「27年ごとに”それ(ピエロ)”が街に現れる」という設定ですからね。
そのキャストが注目されているので、「続編こそは!」と期待してしまうんですよね。
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」続編にジェームズ・マカヴォイとビル・ヘイダーが出演か。マカヴォイはルーザーズクラブのリーダー的存在で売れっ子小説家となるビルを、ヘイダーは毒舌の眼鏡っ子でコメディアンとなるリッチー役を演じる。7月から撮影を開始し、来年9月6日全米公開。 pic.twitter.com/Xz3fty2S5U
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) 2018年4月13日
主人公がマジでイケメンですね!
イキった眼鏡少年もなかなか味のあるキャラクターになっていそうですね!
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」続編のキャストが続々決定。#IT2キャスト
マイク・ハンロン
(チョーズン・ジェイコブ → アイザイア・ムスタファ)
両親を火事で亡くし、学校でもいじめにあっていたが、ルーザーズクラブと出会って笑顔を取り戻す。「IT」続編は来年9月6日全米公開。 pic.twitter.com/ZpbeaQipx7
— 映画情報オスカーノユクエ(Sub) (@oscar_no_yukue) 2018年6月11日
ピエロに勇敢に立ち向かう『マイク』もナイスガイになっているw
子供が主人公たちがどう成長しているのかが楽しみになります。
そして、『IT』の「子供たちにしか”それ”は見えない」という設定をどう生かすのが楽しみで仕方がありません。
もしかしたら、傑作もあり得るかも!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたも映画ライフを楽しんでください!
またね(/・ω・)/
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