どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
最近、ツイッターなんかをみてても、「夢を追うためにフリーターになりました!」っていう人が増えてきた感じがあります。
逆にその意見に対して「いやいや、正社員のままで夢を追えばいいじゃんw」と否定的な声もあったりします。
この意見に対して、ボクの考えを言うと…。
フリーターは夢を追うには向いた働き方です。
でも、最悪の場合には最悪な状況になることも覚悟したほうがいいです。
といった感じです。
ボク自身もフリーターをしながら、目的を持って生きていた時期があります。
そして、今ではまぁまぁ自由な生活を送れるまでになりました。
なので、ボクは「目的のために多少のリスクを負う」ことは肯定派だったりします。
そんなボクが「夢を追うためにフリーターになることでのメリットとデメリット」について解説していこうと思います。
これからフリーターになる方なんかは、ぜひ参考にしてみてください。
夢を実現するためにフリーターになるのは有効ではある
夢を実現するために『フリーター』という立場が有利に働くことがあるのは確かです。
ボク自身も目標を実現するために正社員からフリーターになった経験があります。
なので、フリーターのメリットについては身をもって理解しているつもりです。
ですので、ここでは「夢を追うためにフリーターになるのは有効な理由」について書いていきます。
ボク的には主に下の3つがメリットだと思っています。
メリット・働く時間を自分でコントロールできる
・無駄な制約がない
・責任を自分自身で負える
この3つについて、深堀していきます。
働く時間をコントロールできる
このメリットが最も夢を追うことに向いている理由になります。
労働時間は極限まで削り、あとは夢のために時間を費やすといった感じですね。
フリーターは最低限の労働ですませられる立場
フリーターは働く時間をコントロールしやすい立場です。
というのも、毎月の支出が賄えれるだけの労働をすればいいからです。
正社員:週5日労働が必須(ところが多い)
フリーター:生活費が稼げる日数の労働(生活費に依存)
正社員だと生活費以上のお金をもらえる反面、労働時間が固定されます。
なので、正社員は夢を持っており、生活費のためだけに働けばいい人には向かない働き方だといえます。
つまり、必要最低限のお金がほしいだけで、あとは自分の時間を確保したい人は正社員は向かないというわけです。
ですので、夢を追っている人には正社員よりもフリーターという立場のほうが都合が良かったりするわけです。
夢追いフリーターは労働時間を減らすことを考えるべき
夢追いフリーターは”労働時間をとことん減らす努力をすべき”です。
その労働時間を減らすポイントは下の通りです。
・毎月の支出を下げる。
・単価の高い労働をする。
・少額でも副収入を得られるようにする。
上でも書きましたが、フリーターは生活費分稼げれば、それ以上働く必要はありません。
なので、生活費を小さくできれば、労働時間も減らすことができるわけです。
ボクはフリーター時代に駅から遠い(田舎)で家賃3万円程度の賃貸に住んでいました。
夫賄い付きのバイトをして食費を浮かしたり、作業関連は図書館などを使って光熱費を下げるようにしていました。
バイトの時給は夜勤などを選択し、できるだけ時給の高い働き方をしたほうがいいです。
もしかしたら、資格(登録販売者など)を取得して時給を上げてもいいかもです。
そして、手間はかかりますが、バイト以外で稼げるようになるとグッドです。
いわゆるネットビジネスをいうモノに取り組み、生活費の足しにしたり、労働単価を上げるのもアリです。
詳しくは『フリーターにおすすめな副業6選』を読んでみてください。
無駄な制約がない
フリーターは自由です。
正社員の場合、雇用上で規則が設けられていることがあります。
加えて、職場の空気感によって行動が制限されることもあります。
会社の規則で『副業禁止』などの会社以外の収入をなくそうとしてきます。
また、規則でなくても、「これをやったら悪目立ちするよな」みたいな雰囲気があったりします。
フリーターはバイトですので、職場なんていくらでもあります。
なので、フリーターは「職場の替えが利く」と考えられれば、特別仕事に対して配慮する必要がありません。
そういう意味では、フリーターは夢を追うのにうってつけの立場だといえるのです。
責任を自分自身で負える
フリーターはプライベートでの行動では、すべて自分自身で責任を負うことができます。
だから、他人を考慮せずに選択し、行動できる”フットワークの軽さ”があります。
正社員であれば、最悪問題(ネット上での炎上でも)を起こせば、勤めている会社に迷惑が掛かります。
この関連付けがないフリーターは気楽に物事の選択ができるわけです。
目標を達成するために、リスクを負ったほうが近道であることもあります。
そういった選択を気楽にできるフリーターは夢を追うには最適な立場だといえるのです。
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夢追いフリーターの悪いパターン
上では「夢を追うにはフリーターという立場は向いている」と書きました。
しかし、そんなフリーターでも悪いパターンの人もいたりします。
ここではそんな悪いパターンの人の話をしていきます。
正直、当てはまっている人は将来へのリスクをもろに受けることになるかと思います。
アルバイトばかりしている
アルバイトが主軸になってしまっているフリーターは『本末転倒』です。
しかし、フリーターはアルバイト中心の生活になっている人もかなり多いです。
結構多くて危険なのが…。
です。
バイトの賃金は低いです。
そのため、平均的な生活レベルを保とうと思えば、労働時間が長くなってしまいます。
そのことを理解していないと、フリーターになって夢を追いかけやすくするはずが、アルバイトをするための生活になってしまうというわけなのです。
生活費が20万円だったら、毎月200時間(ザックリ)の労働が必要です。
この量の労働時間は確実に正社員よりも時間がなく、プライベートを充実させることは難しいです。
基本的にバイトの時間は本人にとって無駄であることがほとんどです。
報酬も低く、学ぶことが少ない労働に対して、時間を費やすのは人生の時間をただ浪費しているにすぎません。
だから、バイトばかりしているのであれば、『正社員』として働いていたほうが収入的にマシだし、時間を確保できるので、就職するほうが賢明な選択であるといえます。
なので、そうなってしまっている場合は『生活レベルを死なないギリギリまで下げるか』『正社員になって活動資金を貯める』といった選択肢をとったほうがいいかもしれません。
現状に甘んじている
最低限の『労働(バイト)』をすることで満足してしまう人がいる。
そのせいで『夢への努力』が疎かになってしまうことがある。
『充実感』というのは、時に人の行動を鈍らせます。
特にフリーターの方がその充実感を得ていると、目的を見失ってしまうことがあります。
「バイトで必要とされている」
他者からの評価、職場で所属感が得られていると人は満足します。
そのせいで、バイトに入れ込んでしまい、夢への歩みを緩めてしまうことがある。
バイトはいくら頑張ってもバイトどまりです。
勤続年数が増えても収入も増えないし、評価だって「バイトにしてはよくやっている」ぐらいなモノです。
つまり、バイトは都合の良い労働力でしかありません。
それなのに、他者から評価されているという実感から「もっとバイトで頑張らないといけない」「期待を裏切ってはいけない」といった考えが生まれてしまうことがあるのです。
別にそれが悪いことだとは完全に言い切れません。
ですが、ここでのフリーターは夢を追う人たちのことを指しますから、正直夢だけに注力したほうがいいと思うんです。
そういう意味では、「バイトで評価されている」という現状に甘んじてしまうのは良くないのかなと思っていたりします。
バイトは基本的に頑張っても将来的に報われることはないですからね。
見切りの設定ができていない
フリーターという立場は社会的に弱い一面がありますから、歳を重ねるごとに都合が悪くなるといえます。
ですので、いつまでもフリーターでいるのは良くないわけです。
そういった意味でも…。
必要があるわけです。
年齢が若ければ、就職も比較的簡単にできます。
しかし、年齢が高くなれば、それだけ就職成功率が下がっていくという調査結果もあります。
ですので、「夢を追いかけるのをやめる」というよりは、結果が出なければ正社員と並行して夢を追う形をとることも検討しなければいけない場合もでてきます。
家庭を持ちたいと考えたとき、「お金を稼げている」「定職についている」は必須です。
もしも『結婚』を優先したくなっても金銭的に問題があればできません。
そうなれば、生涯独身になってしまうことも考えられるので注意が必要なのです。
参考記事:フリーターには悲惨な末路しかない?
ちなみにタイムリミットの目安として、下の記事にも書いていますが『29歳』がギリギリのラインになります。
タイムリミットすら設定せず、ズルズルと夢を追いかけてしまうような過ごし方は、後々後悔する危険性があります。
別にタイムリミットが来たからと言って「夢を諦めろ」というわけではなく、一時的に『経歴』『資金』を補充するという意味だと思えばよいかと思います。
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夢追いフリーターは定期的に生活を見直したほうがいいかも
無計画のまま夢を追うのは危険
夢を追うと目先のことばかりに目が行きがちです。
後先考えない選択は後々の後悔に繋がることが多いです。
ボク的には、夢だけをみて、夢を達成するために熱中する選択はアリだと思っています。
しかしですね、「何も考えずに夢を追った結果、どこにも行きつかなかった」なんてこともあり得るわけです。
そうならないために『最悪の場合の対策』『タイムリミット』『将来に繋がる取り組み(少しでも)』を考え、動いておいたほうがいいと考えます。
ボクも1から今のまぁまぁ満足のいく生活に行き着きました。
その実現の過程で「ダメだったらこうしよう」といった最悪の状況に向けた取り組みも同時に行っていました。
そうしておくと、将来への不安が軽減でき、メンタル面の支えとなり、ひたすら前を向いて動くことができました。
成功者の中には「リスクを考えずに行動しろ!」という発言をする人も少なくありません。
しかし、それを鵜呑みにした結果、ボクたちが知らないだけで無計画に夢を追い、朽ち果てていった方々も世の中にはたくさんいるのです。
ですから、成功者の発言のように、耳障りがよく聞こえる言葉をただ信じ行動し続けるのはリスクが高いことだと考えます。
そういった成功事例などの見えるものだけで物事を判断し、行動し続けるのは危険ですので、しっかり将来に向けた計画を立てておくようにしましょう。
一旦、止まって考えるのもアリ
「夢を実現するまで行動し続けろ!」といった意味合いを含む名言はこの世にたくさんあります。
確かに「夢は成功するまで諦めなければ、成功確率は高くなる」は正解だと思っています。
継続することで成功に結び付く可能性が高まります。
・知名度が上がる。
・技術力・知識量が増える。
・競合が減っていく。
ですが、夢を追うことには必ずリスクがあります。
年齢とともに就職できる可能性が下がっていくといった調査結果もあります。
お金がなければ、惨めな思いをする機会も増えるし、家庭も持てなく寂しい思いもするかもしれません。
こういった幸せや安定を失う危険性があることから、一旦立ち止まってみるのもアリだと思います。
それこそ、うまくいっていないなら、計画の練り直しでもいいし、少し過ごし方を変えてみるのもいいです。
ゴール(夢)はそのままでやり方を変えてみるのもいいです。
または「疲れちゃったな」というときは、比較的楽そうな業務ができる職場(販売業など)に就職し、経歴を作りつつ『休憩をしている』状態にして力を溜めるのもいいです。
状況が変われば、見えるモノや考え方が変わります。
なので、立ち止まるという意味で過ごし方を変えてみるといいです。
ちなみに、もしも就職を考えるなら、就職エージェントに頼ってサクッと終わらせるといいです。
下の記事におすすめと口コミをまとめているので、参考までにどうぞ。
夢を追うのにフリーターは向いているけど、よく考えてください
あえて収入は減らし『時間』と『自由』を手に入れるのがフリーターです。
その代わり、将来的なリスクを負うことになるのもフリーターという立場です。
フリーターは夢を追うには向いた働き方です。
メリット・働く時間を自分でコントロールできる
・無駄な制約がない
・責任を自分自身で負える
ですが、将来的なリスクはもちろん、この立場を生かし切れている人は少ないと考えます。
ダメなパターン・労働時間が正社員より変わらない(多い)。
・バイトだけで満足してしまっている。
・無計画で過ごしている。
ダメなケースのフリーターは、ただ社会的立場を弱くし、将来的に悪い状況を作っているだけになってしまっています。
なので、フリーターがまずすることは『支出を徹底的に減らし、アルバイトの時間を最低限にする』ところから始めましょう。
そして、計画的に、かつリスクに対する対策も講じながら過ごしたほうがいいです。
それができないなら「正社員をしつつ、夢を追う」といった方法で割り切るしかありません。
「人生は積み重ね」でして、「無」を積み重ねても「無」のままです。
だから、できるだけ有効的に時間を使えるように心がけましょう。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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