どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
映画『レディ・ガイ』を観ましたので、簡単にレビューを書いていこうと思います。
※少しだけネタバレを含みますので、注意して読んでください。
『レディ・ガイ』のあらすじ
レディ・ガイのあらすじは下の通りです。
凄腕の殺し屋フランク・キッチンはある日、マフィアとの銃撃戦で負傷し、意識を失った。
しばらくしてフランクは、見知らぬ安ホテルのベッドで目覚めるが、全身には包帯が巻かれていた。包帯を取り去り、鏡を見たフランクは驚愕する。
そこに写っていたのは、まぎれもない女の姿だったからだ。フランクは意識を失っている間に、何者かによって男から女への性転換手術を施されていたのだった。
フランクがベッドの脇に置かれたテープレコーダーを再生すると、女の声で性転換手術はフランクへの復讐を意味するというメッセージが入っていた。
その声の主こそ、フランクに性転換手術を施した張本人レイチェル・ジェーン医師だった。
大切な“もの”を奪われ、女となったフランクは、銃と色気を武器に復讐に立ち上がる。
『レディ・ガイ』の個人的な評価・感想
個人的な評価:3/10点
バイオハザードやワイルドスピードの印象が強い『ミシェル・ロドリゲス』さん。
カッコこわい役柄がとても似合う魅力的な女性でして、本作の設定にはマッチしていると思い、観る前から期待感は高まっていました。
本作の「凄腕の殺し屋の男が整形手術で女性になる」という設定は、漫画の中の設定でしかみたことがなかったので、とても斬新な設定であることは間違いないです。
ですが、本作の内容も演出もアクションもどれをとっても中途半端な印象を抱いてしまいました。
なので、『ミシェル・ロドリゲス』が主演であり、多少は点数を付加したとしても個人的な評価は10点満点中3点をつけさせていただきました。
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男装したミシェルさんにしか見えない…
始めに違和感を感じたのが「体を女性にされる前の主人公の姿」です。
ボクは設定上、本作を見る前は「ミシェルさんの男役は誰なんだろう?」ととても期待していました。
ですが、その期待は裏切られ、主人公の男性時代の姿は「ミシェルさんが男装しただけ」だったのです。
ミシェルさんが特殊メイクで髭を生やし、胸をなくし、男性器をつけた姿でした。
えっ!?
まんまミシェルさんなんですけど…
どう見ても、悪ふざけで女性が男装したようにしか見えませんでした。
「ミシェルさんのイメージと差異があっても男性の俳優を起用したほうがよかったんじゃないか?」と思ってしまい、その時点で本作の期待感は低まってしまいました。
せっかくの設定が活かせていない…
上でも書きましたが、「男性が女性にされて復讐をしていく」というのはとても設定的には面白いと思います。
ですが、本作ではただ「男性が女性にされた」という事実だけでストーリーが進んでいくので、正直、退屈そのものでした。
ボクが本作でガッカリしたものを1つ挙げるとするならば「性別を変える手術を施された理由」です。
「この常軌を逸した状況にはそれなりの理由がある」と思う人がほとんどだと思うのですが、その重要な要素はストーリーに関係のない大したことのない理由でした。
「そんなことで性別を変えられたらたまったもんじゃない…」
って思えるぐらいしょうもない理由でした。
なので、映画の醍醐味である「もしかしたら〇〇かもしれないな」といった、作品の中でヒントを拾い予想しながら楽しむということができない作品になってしまっていました。
これではせっかくの面白い設定が台無しなような気がしてならないのです。
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スムーズに内容が入ってこない
ボクは本作を観ていて、序盤のほうは全く内容が掴めませんでした。
本作は2つ時系列で演出されているのですが、それがかえって内容理解の妨げになってしまっているように思えました。
ちょこちょこ出てくる精神的に問題があると思われている年配の女医さんの話になんの意味があるのかと、序盤はずっと考えてしまいました。
最終的にはこの女医さんが主人公を女性に変えた医者だと分かるので、本作のストーリーの中で最も重要な人物であることは理解できます。
でも、ストーリーに臨場感のある勢いを遮って映すシーンではないと思ってしまいました。
「何度も女医さんが警察に捕まった調書を受けている場面を移されてもな…」
と本作の視聴意欲を奪う原因になってしまっていましたね。
こういった演出のせいでストーリーがスムーズに入ってこない見づらい作品になっていました。
ミシェルさんの魅力的な体が拝める!
最後にゲスい話になってしまうのですが、本作では『ミシェル・ロドリゲス』さんの全裸姿が出てきます。
今年(2019年)、41歳になるとは思えない美しさですので、特に「男性の方は本作を観て嬉しいのではないのかな」と思っています。
※もちろん、ミシェルさんの男性姿の裸もみれます。
なかなか日本の映画では女優・俳優さんの『全裸』が映されるということは少ないですから、少し見ていてドキッとさせられましたねw。
本作自体の評価とは関係がありませんが、こういった魅力もあるということは本作を観るかを検討されている方は覚えておくといいかもしれませんね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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