あなたは一度は考えたことがあるかもしれません。
「好きな相手を思い通りに好意を持ってもらえたらな…」と。
そして、様々な本やサイトで恋愛テクニックを勉強したことがある方もいらっしゃるかと思います。
「こうすると、男性(女性)に好意を持ってもらえる」みたいな。
ですが、そういった恋愛テクニックもただやるだけでは効果がなかったりします。
この恋愛で使えるテクニックに重要なのは”心理的な理論”だったりします。
人によって、状況によってテクニックを使い分ける必要があるのは理解できるかと思います。
そして、その使い分けに必要なのは人の心理に関する理論です。
自分が好きになったどんな相手にも通用するように理屈を知ることが大切なわけです。
本記事ではそういったテクニックのみではなく、人の心理的傾向を理解するために心理学を用いて恋愛テクニックをご紹介していきます。
本記事では”付き合い始めるまで”だけではなく”交際中”と、”交際中に注意をしなければならないこと”についても説明していこうと思います。
恋愛で使える心理学は本記事だけでもたくさんありますので、ブックマークなどをして何回も勉強していただければと思います。
付き合う前の恋愛テクニック
きっと恋愛に使える心理学で最も気になるのが”付き合う前”の異性に好きになってもらうためのテクニックですよね。
交際に発展しなければ、そもそも意味がありませんもんね。
ですので、まずは付き合う前の恋愛心理学について紹介していきたいと思います。
第一印象が良いと好感度が継続して上がる!?
人が抱く印象や評価は”第一印象”が最も大切だと学術的に言われています。
この第一印象が高ければ高いほど、それ以降の印象や評価に大きな影響を与えます。
最初に与えた印象がその人自身の印象としてそれ以降固定され、後々の評価に影響を与えることを心理学的に言うと”初頭効果”といいます。
この初頭効果について例をあげます。
次のような男性がいるとします。
どちらも同一人物でどちらもあなたのタイプの異性だとして考えてみてください。
あなたはAさんに会ったとき「あっ!山崎賢人似ですごくイケメンじゃん」と感じたとします。
そして、その山崎賢人似の男性と関わっていくと「知的で仕事ができるんだ」と感じるようになりました。
ですが、少し仲良くなって今までより深く関わるようになって、”嫉妬深い”という一面を見せるようになりました。
あなたはどう感じるでしょうか?
ほとんどの方は「かっこいいし、知的で仕事ができるから、嫉妬深いというのは、もはやこの人の個性よね!」と考える傾向にあると推測できます。
次に違うパターンで考えてみます。
あなたは友人からAさんを紹介されるというシチュエーションだったとします。
その待ち合わせの場所に早めに到着し、待っていると近くで「男といたの?誰といたの?」と”嫉妬深そう”な男性をイメージさせるような会話が聞こえてきました。
その会話を聞いて、「嫉妬深い男だな」とあなたは感じたとします。
ですが、その会話をしている男性は友人から紹介されるAさんでした。
そのあと、友人からAさんを紹介され、一緒に仕事をすることになりました。
これも上の例と同様、「知的で仕事ができる」という印象を受けたとします。
あなたはこの男性をどう思いますか?
もしかしたら、顔重視で「独占されたい」という考えを持っている方であれば好意を持たれるかもしれません。
ですが、そうでない方は、この第一印象だと「カッコよくて知的で仕事ができる」Aさんであっても、”嫉妬深い”という先入観がAさんに対しての魅力への妨げになってしまうことがあります。
もしかしたら、あなたがAさんを「かっこいい!」「頭がいいな!」と感じても、「嫉妬深い」という印象が先行して、「かっこいいけど、嫉妬深いんだよなぁ…」と悪い印象に持っていってしまうということです。
このように同一人物でも、初めに与えた印象がマイナスな印象であれば、その人に対して魅力的に感じることができなくなってしまうことがあるということです。
逆に初めに大きな良い印象を与えておくことで、
”自分にある小さな欠点は気にさせない”
というテクニックに変えることができます。
そのため、あなたが気になる異性がいて、相手に認識される前であれば、第一印象は良くしようと心掛けることが大切だということです。
顔を見合わせる回数が多いほど、好意が芽生える!?
初めはそうでもなかったのに、毎日顔を見合わせるたびに親近感が沸いたり、好意を抱き始めたという経験をされたことはありませんか?
これはもしかしたら、心理学でいうところの”単純接触の原理”といった心理的な働きのせいかもしれません。
この単純接触の原理は何度も繰り返し接触をすることで、関心や好感度が高まるという心理的傾向のことをいいます。
基本的に知り合ったばかりで、話して意気投合して仲良くなるといったことはそこまでありませんよね。
それよりも何度も顔を見合わせたことで徐々に仲良くなっていくというのが一般的だと思います。
そして、それが友人から気になる異性に変わっていったと感じたことがあるかもしれません。
これが単純接触の原理ということなんですね。
ですのが、この単純接触の原理は過ごした時間の長さが重要ではないということを覚えておいてください。
単純に会った回数が多いほうが良いということが研究で分かっています。
ですので、気になる異性がいれば、長時間のデートよりもディナーなどといった短時間のデートを楽しんだほうが、短時間で何回も会うことができるので相手に好意を抱かせることができるということになります。
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生理的なドキドキが恋を作る!?
恋をすると胸が「ドキドキ」しますよね。
人はこの胸のドキドキを無意識に恋と勘違いしてしまうことがあります。
「この胸のドキドキはなんだろう?」と考え、「この人に恋をしているのかも…」と一緒に過ごしている異性を認識してしまうということです。
このように胸のドキドキ恋愛感情に結びつけてしまう心理的傾向を”吊り橋効果”といいます。
よく異性と危険な体験をすると恋に落ちといわれる”吊り橋効果”。
この吊り橋効果は「気になる異性を見つめるときのドキドキ」と「興奮や動作後のドキドキ」が似ていることから、人は勘違いを起こしてしまうのです。
別に恐怖を感じさせなくても、興奮させなくても大丈夫です。
そのため、胸をドキドキさせるシチュエーションを作りだし、一緒に過ごすことができれば、吊り橋効果を引き出し、親密度が上がることが期待できるということですね。
ですので、気になる異性とホラー映画を一緒に観てドキドキさせてみたり、スポーツなど体を動かして一緒に過ごすようにしてみると、深い関係になれるかもしれませんね。
相手の真似をすると、好意を持ってもらえる!?
自分と同じしぐさや行動を相手もしていることに気づくと、「なんか自分たち似ているな」と嬉しくなりますよね。
それこそ、2人の間で”一体感が生まれている”と感じることで親密な関係に発展することさえあります。
これを意図的に感じさせる方法として、心理学でいうところの”ミラーリング”というものテクニックがあります。
ミラーリングとは意図的に相手の行動やしぐさを真似る心理学的なテクニックです。
人は自分と外見や行動が似ていると好意を抱きやすいということがわかっています。
これを”シンクロ効果”といいます。
このシンクロ効果を意図的に生じさせることができるのが、ミラーリングなわけです。
よく長期間の夫婦関係を築いてきた夫婦はしぐさや行動が似てくる傾向があります。
これはお互いに「これからも一緒にいたい」という心の表れからだといわれています。
つまり、「お互いの親密さが高まったから似てきたんだ」と一般の人は考えるのです。
この「親密な関係だから似てきたんだ」という考えを逆手にとって、ミラーリングで相手の動作を似せることで「親密な関係になってきたな」と相手に感じさせることができるということです。
このミラーリングのテクニックは、
- 相手のさりげないしぐさや動作を真似る「クロスオーバーミラーリング」
- 相手の話し方に合わせる「ペーシング」
- 相手の言葉を真似する「バックトラッキング」
の3つがあります。
詳しいミラーリングの説明は下記の記事にて紹介しています。
https://ten-choose.com/scholarship/psychology/mirroring-kouka/
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相手に自分と似ていると思わせる!
人は身体、外見が似ている相手を恋人に選ぶといった傾向があります。
それに加えて、外見だけではなく、しぐさや態度、考え方が似ている相手にも惹かれることがわかっています。
この自分に似ている相手に好意を持つ傾向は心理学でいうところの”類似性理論”と呼ばれる考え方です。
この”類似性”は上記の「ミラーリング」と似ていますが、類似性で協調させるのは、相手との物理的な共通点よりも、内面の共通点を意識したものです。
そんな”類似性”が相手と多いことであなたも好意を持ったことがあるかもしれません。
自分と同じ出身地だったり、同じ趣味、同じ価値観を持っている相手に対して、「この人と私、お似合いかもしれない、好きかもしれない」と感じたことはありませんか?
これが相手と類似性を持たせるということなんですね。
そのため、この類似性を生かすために、気になる異性と共通点を増やしていくことで、親近感を沸かせ、好意を持ってもらえるということです。
ですので、まずは「相手と共通点がない」という方は、相手の好きなモノ、趣味、食事やお酒など相手が好きなものを探ります。
そして、それについて、「自分もあたかも好きなんです!」とはっきり言えるレベルにしておくと、相手とコミュニケーションをとったとき、好感度がグッと上がること間違いないです。
この後、類似性理論と相反的な”相補性理論”という言葉がでてきますが、これは付き合った後に活かせるテクニックなので、ここでは説明を控えます。
ですので、ちょこっと恋愛心理学に詳しい方は焦らず、読み進めていただければと思います。
このように自分と共通点が多いことを強調して、相手から好意を持たれやすくするという心理学的恋愛テクニックでした。
つまり、付き合う前に、
”類似性を見つけたり、作りだす”
ことで、相手の好意を引き出すというテクニックでした。
自分が相手に信頼していることを伝える
人は相手が自分のことを信頼してくれていると感じることで、その相手に好意を持つことがあります。
「自分を認めてくれている、頼ってくれている」という感情は承認欲求を満たし、その人に親身になってあげたいと感じさせるのです。
その相手を信用してもらうため方法として、最も効果的なのが”自己開示”というテクニックです。
この自己開示とは相手に自分の内側の情報を明かし、自分のことを知ってもらうということです。
内側の情報というのは、一般の人は自分の内側の情報は他人に知られたくないものです。
いわば、自分のリスクになりうる情報で口外されれば、少なからず被害を被るものもあります。
こういったリスクを自分から先に負うことで相手に信用させるのです。
そのため、自己開示をされた相手は「自分を信用してくれているんだ」と感じるのです。
そして、自己開示をしていくと、相手もその自己開示に見合った内側の情報を打ち明けるようになります。
「この人がこれだけリスクを負ってくれているのだから、自分の内側の情報を打ち明けなければ…」となるわけです。
この心理的傾向を”自己開示の返報性”といいます。
そして、この自己開示の返報性が繰り替えさえられると、相手は「これだけ自分のことを打ち明けているのだから、この人のことを信頼しているんだな」と錯覚するようになります。
この錯覚を”認知的不協和”といいます。
認知的不協和とは自分の考えと行動に矛盾が生じると不快感を抱き、それを解消するために考え方を変えるという心理的傾向のことを言います。
つまり、「なんでこんなにこの人に自分のことを話しているんだろう?」と自分の内側の情報を明かして事実は変えられないので、「この人を信頼しているから、好きだから話しているんだ」と実際の行動と考えを一致させるということです。
このように好意を持っている相手に積極的に自己開示を行い、「自己開示の返報性」を引き出し、自分のことを信頼をしていることを錯覚させることで、相手に好意を抱かせるというテクニックでした。
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ギャップがある人はモテる!?
普段とは違った一面を相手に見せられると好意を抱いたりします。
職場でいつもはスーツだから分からなかったけど、私服をみて「なんか今日はいいな♪」みたいな印象を受け、相手が気になり始めたりします。
これを”ゲイン・ロス効果”といいます。
ゲイン・ロス効果とは自分の先入観とは違った良い印象を相手に与えることで強い印象を残すといった心理的傾向を言います。
それもただ好印象を与え続けるよりも、悪い印象から良い印象になるようなギャップを与えたほうが、好意の度合いが最も高まるということが分かっています。
上記で説明した「初頭効果」を意識して自分にできる最高の印象を第一印象で植え付けることが大切だと説明しました。
「初頭効果」は人間的に良い印象を与えることが大切なことに対して、”ゲイン・ロス効果”は異性としての魅力を「先入観から良い印象を与える」ことが大切だということです。
「初頭効果があるのに、ゲイン・ロス効果なんてできなくない?」という方がいらっしゃるかもしれないので一応説明しておきました。
なので、例えば、「普段は眼鏡で地味な服装だけど、プライベートで関わるときにはコンタクトレンズにして
トレンドを入れたファッションをしてみる」みたいな。
「この人、ファッションなんて気にしないと思ってたのに、メチャクチャじゃん!」と思わせると好印象なわけです。
周囲が暗いと大胆になれる!?
「周囲が暗い状態で異性と関わると好意を持ちやすい」という傾向にあると言われています。
これは多くの人がご存知の”暗闇効果”というものです。
名前だけは聞いたことはあるかもしれませんが、実際になぜ暗闇の環境で異性と関わると好意を持ちやすくなるのかご存じでない方も多いかと思います。
人は普段から無意識に他人の顔色を窺いながら、コミュニケーションをとります。
つまり、相手の顔がよく見える環境では、自分の考えをはっきり言ったり、積極的に行動に移すことがしづらいということです。
そこで、顔がはっきりと見えないような環境を作ると、気になる異性と次のステップに進めるかもしれないのです。
というのも、アメリカの心理学者「ケネス・J・ガーデン」が行った暗闇実験で暗闇効果が結論付けられました。
真っ暗な部屋の中に被験者である男女6人を過ごさせたところ、顔がはっきり見える部屋で過ごさせたグループよりも、親密な関係になっているという結果となりました。
これは暗闇であることで、相手の顔色を窺わなくてよい環境だったため、”解放感”が得られ、積極的にコミュニケーションを図れたのです。
また、人が好意を寄せている異性を見ているときの”目の瞳孔が広がる”といった体の反応を、光を拾おうと目の瞳孔を広げる体の反応と重なり、関わる相手を気になる相手だと錯覚させたということも推測できます。
このことから、気になる異性と次のステップに進みたいという方は、暗闇効果を活用してみると良いかもしれません。
きれいな夜景が見えるところでもいいですし、夜の帰り道に家まで送ってもらう状況でもいいですね。
とにかく、薄暗いシチュエーションをつくる工夫をしてみると、相手と深い話ができるチャンスにもなるという心理学的な恋愛テクニックでした。
「暗闇効果」について詳しく知りたい方は下記の記事も併せてお読みください!
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付き合い始めてからの恋愛テクニック
パートナーに必要な存在だと思ってもらう!
付き合う前の「自分のモノにしたい」という状況から、付き合い始めると「相手に好きでいてほしい」といった状況に変わるかと思います。
上で説明した「類似性理論」のように、自分と似ている部分を強調して好意を引き出す状況から、相手から必要とされ続けることで好意を引き出す状況に変わったとも言えます。
この「類似性理論」のように共通点を増やしていくことでは「気が合う」と思ってもらうだけでは、良好な関係を保ち続けるのは難しいとされています。
そこで、類似性理論とは逆の意味合いを持つ”相補性理論”を用いると良いかと思います。
相補性理論とは、自分とは違う性格や得意なところに惹かれる傾向にあるという考え方です。
どうしても、似た者同士ではできることとできないことが似通ってしまうので、「一緒にいて楽しい、安心する」といった感情は得られますが、「お互いが絶対に必要であるといいづらい」ことにもなります。
そうなれば、例えば、自分にできないことができたり、ケースによってお互いができることを尊重しあう関係がさらに親密な関係になるのに必要不可欠であるといえるのです。
こういったお互いが足りない部分を補う関係が交際関係には欠かせないものになってくるのです。
相手の知らない相手の魅力を伝える
人は誰でも自分のことを知りたいと思っています。
あなたも一度は性格診断テストのような、自分のことを知ることについて関心を持たれたことがあるかと思います。
人は自分の知らない自分に気づけたとき、可能性が広がっていることを自覚し喜びを感じるのです。
このように、「自分にそんなところがあったんだ」と気づくことを”自己拡大”といいます。
そして、”自己拡大”を与えてくれた相手に特別な感情を抱く傾向があります。
この自己拡大は親密な関係であればあるほど、気づいてあげることができ、伝えることで「自分を理解してくれている」と実感させることができるのです。
そうすることで、相手との関係がさらに親密になり、あなたが特別な存在であることを実感し続けるのです。
https://ten-choose.com/scholarship/psychology/ジョハリの窓/
不安を与えて親密度アップ!?
付き合い始めるといるのが当たり前になってきます。
男性なんて特にそうで、付き合い始めたら、それがもう愛情表現と捉えてしまう方も多いです。
それゆえに、相手から愛情を表現してもらえなくて不満に思う方もいらっしゃいます。
そのため、相手が「いることが当たり前ではない」と不安に思わせることが大切なのです。
その不安を引き出すのが”MUM効果”を活用します。
MUM効果とは相手が不快な情報を伝えることを避けることにより、受け手が情報を与えられなかったことで「悪い状態なのでは…」と不安を抱く心理のことです。
一般の場合は、例えば、仕事で部下が上司に対して、情報開示を怠り、上司が不安を抱くといったいったものです。
こういった悪い効果であるのですが、これを逆に良い意味で不安を駆り立てる手法として使うのです。
例えば、いつももは連絡が来たらすぐに返すけど、その返信を遅れて出すといった方法です。
こうすることで、相手からしてみたら「いつもだったら返信がすぐ帰ってくるのに、今日は遅いな…」と不安を感じ、その不安状態が続くと「もしかして、何かあったのかも」とか「自分のことを好きじゃなくなったのか?」といった不安が膨らんでいきます。
ある程度時間が経ち、相手が不安状態が十分になったところで、「ごめんね、(優しい言葉を添える)」ことで、相手は安心と嬉しさを与えるに加えて、あなたの必要性に気づく機会となることでしょう。
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付き合い始めて注意すべきこと
長期間の遠距離恋愛は厳しい!?
交際中に仕事の関係上、自分たちの都合関係なしに離れ離れになってしまうことがあります。
「それは仕方がないことだ」と割り切ってしまえば、別れにつながることになるかもしれません。
アメリカの心理学者「ボッサード」は実験から「物理的に距離が近いと、心理的な距離も近づきやすい」という理論を結論付けました。
その実験を簡単に説明すると、「婚約中のカップルのお互いの住んでいる場所の距離から、結婚成立する確率に差が出るのか」といった調査を行いました。
結果、お互いの住んでいる場所が遠いほど、結婚まで行きつく確率が低くなったということでした。
この結果は、単純に会いに行く頻度の少なさや交通費や労力が見合っていないと感じてしまったことで破局してしまったと考えられています。
それに加えて、上で説明した、会うたびに親近感を感じる「単純接触の原理」や近くにいることで親近感や好意が持ちやすくなる「近接の要因」が関係していると推測できます。
遠く離れている恋人よりも、身近にいていつも近くに感じられる人のほうが、優先されてしまうということですね。
そのため、遠距離になると相手の気持ちも離れていってしまうので、注意が必要です。
https://ten-choose.com/scholarship/psychology/bossado-housoku/
浮気は燃え上がりやすい!?
最近では、芸能人の不倫について、ニュースでよく報じられています。
周囲にもその波紋が広がりつつあるといった状況でもあります。
この不倫や浮気はなぜ多くの方がしてしまうのでしょうか?
その理由の1つに”してはいけないことをする快感”があるわけです。
あなたも心当たりがあるかもしれませんが、「してはいけない」と言われれば、したくなってしまいますよね。
そういった禁止されている、つまり「周囲に逆らってやろう」という感情を心理学的に”心理的リアクタンス”が働くといいます。
この心理的リアクタンスは人から何かを強制され、自由を奪われたとき、自由を行使するために強制されたことに逆らおうとするのです。
そして、この周囲から認められていない、つまり周囲が障害やストレスを抱いたとき、不倫相手との恋愛感情が高まる傾向にあるのです。
これを”ロミオとジュリエット効果”といいます。
あの有名な童話の名前が由来となっています。
この不倫や浮気といった周囲から禁止されている状況に逆らい、恋愛感情を燃え上がらせることがあるので、注意しましょう。
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