どうも、元フリーターの『むぅチャソ(@mw_chaso)』です。
多くの社会人の方は、きっとフリーターは『甘え』でなるモノだとお考えかと思います。
「考えが甘い」
「他人に甘えるな」
「仕事をなめるな」
といった、フリーターを否定的な考えを持たれているかと思います。
フリーター歴のあるボクの結論から言うと…。
と思っています。
本記事では、この結論について書いていこうと思います。
ぜひ、フリーターの方はボクの結論と自分を照らし合わせてみてください。※個人の考えなので絶対に正しいということではないことはご理解ください。
初めに:甘えではないフリーターについて
まず初めに、フリーターだからといって、一概に『甘え』と判断するのはよくありません。
その『甘え』ではないケースとして下の2つは例外だと考えています。
・外部からの影響によって仕方なくフリーターになった
・目的があって、達成するために『環境・時間』を確保したかった
この甘えではないケースについて、ここでは書いていきます。
外部の影響により、フリーターにならざるを得なかった
人生何が起こるかは誰にも予想できません。
特に悪いことは、突如やってくるので対処するのも難しかったりします。
「家族が病気になり、看病するためにフルタイムで働くことができなくなった」
週5のフルタイムが必須の企業は未だに多い。
だから、この条件を満たせない人たちは必然的に縛りの少ないアルバイトをすることになる。
「会社の経営が傾き、退職を強いられた」
突如として、会社側の事情により、働き口を失ってしまう人も少なくない。
年齢が若ければ問題ないが、年齢が高い人なんかはスキルがなければ、働き口を見つけるまでに時間がかかってしまうことがある。
「正社員として働きたくても働けない」
頑張っていても報われない方々もいます。
だから、こういった自分以外の外部の影響を受けて、やむなくフリーターになっている人たちもいるわけなので、怠けているフリーターの方々と同様の評価をするのは、些か失礼かと思います。
目的を持ってフリーターになった
フリーターの人の中には目標のために正社員を選ばない人もいます。
行動に制限をかけたくない人が自由な立場であるフリーターを選ぶわけです。
会社に勤めているとあらゆる面で縛りが生じたりします。
・会社の決まりで挑戦ができない(副業禁止など)。
・時間が確保できない(週5でフルタイム / 残業 / 自宅で勉強 ~など)。
・会社を考慮しなければならない(無駄に目立ってはいけない / 迷惑を考えないといけない)。
ボク的には、目的を持ってフリーターをしている人は悪くない選択だと思っています。
「正社員で働くのが正しい」というのは、あまりにも価値観の押し付けが過ぎるといえると感げます。
実際、目的を持ってフリーターをしていた人が、今では大きく稼ぐことができている人もいます。
だから、「フリーターを完全に否定することは、成功事例を考慮していない」と思っているわけです。
実際、ボク自身も『フリーター → 個人で稼ぐ(サラリーマン以上の収益)』になっていたりします。
こういうことを身を持って味わっていることから、目的を持ったフリーターは否定できないと考えているわけです。
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甘えでフリーターになっている人の特徴
上で例を挙げた「なりたくてフリーターになったわけではない人」以外は、正直『甘え』であることが多いと思っています。
つまり、”自分の人生に責任を持てていないダメなパターンのフリーター”ということになります。
ここでは、そんな一般の人が言う「フリーターは甘えだッ!」と言われても仕方がないフリーターの特徴(傾向)について書いていこうと思います。
主に甘えでフリーターでい続けている人の特徴は下のとおりです。
・フリーター歴が長い(現状)
・実家暮らし(現状)
・環境を変えるのが嫌い(性格)
・『楽』を優先する(性格)
・『好き』を重視している(性格)
ここでは、上の特徴について書いていこうと思います。
フリーター歴が長い(現状)
フリーター歴が長い人は『甘え』が生じている可能性が高いです。
というのも、「このままでいいか」という気持ちがあり、責任感を持たなくても働ける環境に居心地のよさを感じている人が多いからです。
そして、その居心地の良さに甘んじ、長々と低いレベルの業務をこなす生活を維持しようとしているというのは、年齢が高くなってから解雇されたときのことを考えていないといえます。
また、現在の”ダラダラしていても生きてこれた事実”があり、そんな生活が一生続くと勘違いしている方も多いです。
ですが、実際は時代の変化や技術の発展により、誰にでもできる業務はなくなっていくのです。
時代の変化により、今まで需要があった職業がいらなくなることがあります。
最近では銀行や大手メーカー・飲食店などが人員削減として、従業員を早期退職や解雇という手段をとっていたりします。
今後も、技術の発展により、単純作業と呼ばれる業務はどんどんなくなっていくと予想でき、削減されるターゲットとしてアルバイトが真っ先に挙がるのです。
ですので、「ずっとバイトでもいいや」というのは、考えが甘すぎると言わざるを得ないわけです。
こういった最悪な状況を考えられないフリーターは「人生を舐めている」と言われても、仕方がないと思います。
実家暮らし(現状)
自分以外の人に生活を支えられている時点で甘えである
実家暮らしのフリーターは甘えから定職につかないことが多いです。
というのも、実家暮らしの人は少なからず”親が自分を守ってくれる、自分の生活は親によって保障されている”と考えがちです。
そういう意味でも、実家暮らしは生活費を必要としません。
だから、バイトで稼いだお金は自分の好きなことに使えるわけです。
家賃・食費、家事なんかをしてもらっているフリーター。
アルバイトの時間以外は遊びやゲームなど自分がしたいことをして過ごしている。
しかし、本来、成人しているのであれば、親の手を離れて自立しているのが当たり前であり、それは最低限の満たすべき条件だといえます。
親の優しさに甘えて、楽な選択をするのは大人のすることではないといえます。
ですが、この過ごし方は「親に甘えている」と事実であることに間違いありません。
そして、自立できていない以上、自分以外の人に迷惑をかけているわけですから良くないです。
「いつまでも親が子の面倒を見続ける」ことは年齢的に不可能です。
だから、「親に迷惑をかけない」という決意をし、フリーターでも自立をするところから始めたほうがいいのです。
時間設定と目的があるのであれば問題ないかも
ですが、実家暮らしでも例外があります。
例えば、『貯金』です。
現在は「家計の3割近くが貯金が0円」という調査結果が出ています。
コレでは今後、子供ができたり、病気に備えたりすることが難しいです。
そこで、実家で暮らし、アルバイトで稼いだ分を貯金に回し、将来に備えるという考え方もできます。
20代のうちにある程度の資金を稼ぎ、その後に就職をするという流れであれば、問題ないのかなと思ったりします。
将来のリスクに備えてフリーターでいる人は少ないです。
ですが、明確な目的を持ち、ズルズルと実家に居座るようなことがなければ、甘えではないような気もするわけです。
環境を変えるのが面倒(性格)
フリーターでい続ける理由で結構多いのが”変化を恐れている・嫌っている”です。
つまり、「慣れている環境から出たくない」というのが今の状況に甘んじている心理だと思っています。
アルバイトは大して難しいことは要求されないので失敗も少なく、怒られることはないです。
加えて、割と上下関係を意識しなくてもよいアットホームな職場環境であることが多いです。
こういった環境に慣れると「気楽でいられるし、楽だからこのままでいいかぁ~」という気持ちになります。
「大変だし、恐いから今まで通りでいい」
こういった変化を恐れる気持ちでフリーターでい続けるのはよくありません。
というのも、この状況は「やりたくない」を優先させているともとれます。
そして、将来的にはほとんどのフリーターは働き口に困るでしょうから、そういったデメリットが分かっていながら、次の一歩を踏み出さないというのは甘えであるかもしれません。
そういう生き方をしていると、いざ正社員になろうとしても「自分にできることはない」と自己肯定感の低い考え方しかできない、精神的な弱い人間になってしまうこともあります。
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『楽』を優先する(性格)
フリーターの方の中には”とことん楽をしようとする”人たちがいます。
親や他人に迷惑をかけようが、何かと理由をつけて「大変なことはしないようにしよう」と考えている人もいます。
こういった「大変なことをしないで、楽に生きたい」と考えるフリーターこそ”究極な甘えた考え方”だと思っています。
実家で過ごし、自分の遊ぶ分のお金を稼ぐだけの人もいたりするのです。
こういった自立できていない怠けている人がいるから、フリーターの世間体が悪かったりするのです。
また、楽を優先する人は「注意されたら職場をやめる」「自分の都合が悪くなるとやめる」といった気分で職場を転々とする『ストレス耐性』がない人が多いかと思います。
この状況が実現できてしまうのも、『実家』という何もしなくても『衣・食・住』に困らない環境が整っていることが甘えた考えを持たせてしまうのです。
そして、普段から他人の力をあてにしている人は、もしも悪い状況になった際には「誰かが助けてくれるだろう」と他人をあてにします。
こういった「いい歳して自分の行動に責任を負えない人」は甘えた考えを持っているに他なりません。
『好き』を重視している(性格)
誰もが「自分の好きなことだけをして生きていきたい」と考えています。
でも、自立して生きていくためには、やむなく自分の嫌なことをしながら生活している人がほとんどです。
しかし、周りの人が自立するために我慢している中、「好きなことしかしたくない」と他人に迷惑をかけながら、その感情を優先させるのは他人に甘えていると考えます。
自分の好きでもない業務をさせられて生きている正社員は多いです。
それこそ、理不尽に晒されながらも我慢しながら働いている人もいます。
その代わりに、自立ができるし、ある程度のリスクには対応できる立場ではあるのです。
「好きを優先させることは悪いことではない」と、ボクは考えます。
でも、最低限の『自立・責任』は持つ必要があります。
そして、好きなことがしたいなら、好きなことができるように努力すればいいのです。
その努力の中で、きっと『好き』を実現する過程でも、嫌なことをする必要が出てきます。
そのときに「努力できるかどうか」によって、その人の「好きを優先させる」が良し悪しが決まるかと思います。
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「自分は正社員になれない」と思ってない?
フリーターの方の中には「自分を正社員として雇ってくれるところはない…」と諦めモードになっているかもしれません。
そして、それが事実だと思い、甘えた考え方になってしまっているかもしれません。
でもですね、もしも20代30代のフリーターであるのなら、全然就職は可能だと思っていいと思います。※年齢が高いならビジネスを始めると良いです『おすすめのビジネス』。
というのも、それぐらいの年齢なら”就職エージェントが利用できる”からです。
就職エージェントは履歴書の添削などのサポートから求人紹介から面接の練習まで、就活に必要なモノを全て”無料”で助けてくれます。
だから、最近の就職や転職では「エージェントに頼る」という人が増えてきているそうなのです。
個人で就活をするよりも成功率が高いと言われています。
そんな就職エージェントでフリーターに特化していて知名度が高いところの口コミランキングは下の通りです。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
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DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
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いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
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※詳しくは『フリーター向け就職エージェントサイトの選び方』を読んでみてください。
20代30代で就職を諦めるのは早すぎます。
何社も企業の選考を受けまくり、必死に就活を行えば1社は必ず出てきます。
むしろ、真面目にやって1,000社ぐらい選考を受けて「全部ダメでした」となったら、それは間違いなく何かしらの才能をあなたは秘めていると思ってもよいかと思います。
なので、若いうちに上の就職エージェントを頼ったりして、必死に就活をしてみるようにしましょう。
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現在の自分を優先させていると、後々不都合が生じる
フリーターの方が意識しなければならないのは、
です。
今は良くても、フリーターだと将来的にはまずい状況に陥ったりします。
例えば、下のような最悪な末路が何十年後には起きると予想できます。
上のような状況になったとき、きっと「何で昔の自分はちゃんと働いていなかったんだ…」と、どこにもぶつけられない怒りを抱くことになると思います。
そして、その後悔が生まれた時にはもう手遅れなことがほとんどです。
寂しく惨めな思いをしながら、今後の人生を過ごしていかなければならないわけです。
なので、「今良ければいいや」と甘えた考え方は排除しましょう。
そして、将来を見据えて何か意味のある行動をとるようにすると、将来的には逆の楽して生きていけるようになるかと思います。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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