どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
「フリーターになりたい」
たぶん、正社員の方の中にはフリーターになることを検討している人もいるかと思います。
ですが、ボクの経験した感じでは、フリーターになると…。
と実感しました。
たぶん、本記事を読まれている人のほとんどは「今は正社員だけど、仕事がツライ・プライベートの時間を確保したいという考えからフリーターになりたい」と考えていますよね。
確かに仕事を辞めてフリーターになると、直近の悩みは解消されるかもしれません。
しかしですね、「フリーターになったら、いつまでもラクでいられる」は大間違いです。
なぜなら、会社員だった時にはなかった『悩み』『不安』がわんさか出てくるからです。
こういった「フリーターになったことで悪いこともあるんだよ」といった悪い部分をメインに『フリーターになりたい人が知っておくべきこと』を書いていこうと思います。
ぜひ、正社員からフリーターになられる方は参考にしてみてください。
『正社員→フリーター』は目的があるならOK!
「正社員ではできないことが、フリーターならできる」ということは少なからず存在します。
だから、「フリーターという立場が必要不可欠」というのなら、正社員からフリーターになる意味があると思っています。
ここではそんな「正社員にはなくて、フリーターにはある」という視点で書いていきます。
自由に選択できるようになる【制限排除】
正社員で働いた経験のある人なら分かると思いますが、正社員は”プライベートの選択ですら会社に配慮して選ばなければならない”という状況が作り出されています。
「会社の規約・ルールに違反しないだろうか」
「会社に迷惑をかけないだろうか」
上のようなことをプライベートでも常に考えている人がいる。
このせいで行動に制限がかかり、やりたいことすらできない状況でいる人も少なくない。
また、最近では「YouTuberの活動が原因で会社をクビになった」なんていう話もあったりします。※批判が集まるような動画投稿だったのかもしれませんが…。
こういったやりたいことが自由にできない場合があるわけです。
しかし、フリーターは別でして、注意を受ける職場が存在しません(受けても対処可能)。
もしも、バイト先で注意を受ければ、他の職場に移れば良いだけです。
フリーターは自由に選択できる立場であることから、目的を達成するための最短距離を狙うことができるといえるのです。
プライベートを充実させるための時間を確保できる
目標は取り組む時間がなければ達成できません。
なのに、正社員は会社や仕事によって自由に使える時間が確保できない人が多いように思えます。
正社員の場合、会社に求められれば残業だって、休日出勤だってします。
また、必要なら自宅でも勉強や作業もさせられることもあり、仕事がプライベートを侵食することだってあります。
しかし、フリーターの場合、基本的にシフト制できっちり労働時間が決められていることがほとんどなので、自分の時間を確保しやすいといえます。※たまに半強制的に残業をさせる職場もありますが…。
加えて、アルバイトは単純作業なので、自宅で仕事のために勉強や準備に時間を費やす必要はないです。
こういった重要な立ち位置で働かないことで、プライベートをしっかり守ることができたりします。
最悪、『一時的な避難』という意味でもアリだと思う
正社員として働くと、どうしても明確な上下関係・責任・ルールが生じます。
これらにより、心身ともにツライ状態になってしまうことがあります。
・上下関係:自分の意思と関係ナシに選択させられる(嫌なことでも)。
・責任:「上手くいかせないと…」というプレッシャーに押しつぶされそうになる。
・ルール:「会社のルールは絶対」という選択権の剥奪(自由がない)。
会社で働くならではの悩みやストレスによって、「精神や肉体の限界が近い」という人は、壊れる前に一旦フリーターになって休むのもアリだと思っています。
毎日、自分を痛めつけながら続けるべき仕事なんて、命が関わってくる職業(仕事)以外ないと思っています。
精神的な休養には間違いなくフリーターは適しています。
何も考えずに、何にも追われずに生活できるわけですからね。
そんな生活をしながら、「次は何しよっかな」とゆっくり考えてみるのもいいかもです。
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フリーターになる前に知っておきたい【デメリット】
ここでは「フリーターになるとこんな悪いことがあるよ」という内容になります。
なので、ここで書くデメリットを覚悟した上でフリーターになってもらえればと思います。
ポイントボクが実際に会社員からフリーターになって実感したことを書いています。
なので、ここで書くことは脅しではありません。
そして、そのフリーターになることでのデメリットは主に下のモノになります。
知っておきたいこと・お金に困る
・世間体が悪くなる
・不安や悩みが増える
・将来性のなさに神がかる
では、さっそく書いていきます。
お金に困る
フリーターがお金に困るのは誰でもが理解していることです。
そんな当たり前のことを再確認してもらうために書いていきます。
フリーターは生活するだけでも大変かも
まず覚えておかないといけないのは”フリーターのお金事情”です。
フリーターになるほとんどの人が『収入が少ない』ことに悩まされます。
正社員からフリーターになると、今までの生活費(税金・年金がプラスされる)は変わらないのに、自分の労働単価だけが下ります。
『生活費が20万円』だとします。
今までは毎月の収入が30万円で遊ぶお金もありました。
しかし、フリーターになると時給1,000円だとしたら200時間働いて、やっと生活していけるようになるわけです。
加えて、今まで意識したことがなかった税金・年金も払う必要が出てくるので、かなりカツカツになります。
現実問題、フリーターになって生活だけで必死な人の数はかなり多いと思います。
それこそ、正社員だった頃よりも労働時間が増えたことで、さらにツライ生活を強いられることもあるわけです。
ですので、「せっかくフリーターになったのに逆効果だった」なんていうことにならないように注意しましょう。
ちなみに『フリーターのお金事情』を詳しく知りたい方は下の記事もあわせて読んでみてください。
お金関連でフリーターになる前にやっておくべきこと
上では「フリーターになると金銭面で苦労するかも」と書きました。
なので、退職する前にはお金について準備しておかなければならないわけです。
そこで退職時には最低下の2つは考えておいたほうがいいです。
・生活費の確保(生活費4か月分以上)しておく。
・退職後はすぐに失業保険の申請(自己都合の退職は3か月と7日間後に支給)
上のことを理解しておくと、1年間程度なら生活に困りづらくなるかと思います。
世間体が悪くなる
フリーターになると周りの見られ方が変わります。
というのも、知人などから「心配」「見下される」はもちろん、社会的な立場も弱くなるからです。
下はボクが「フリーターの印象悪いんだなぁ」と思った瞬間です。
・身近な人に「心配かけるな」と言われたとき
・知人に嘲笑れたとき
・友人に励まされたとき
・フリーター期間を『ブランク』と表現されたとき
・自分に社会的に信用がないと感じたとき
特に「社会的信用が低い」や「能力面への懸念」により、世間体が悪いと実感します。
・社会的信用では『賃貸(住む場所)が借りられない』や『ローンが組めない』。
・バイト業務が単純作業であることから「仕事から学べていない・能力が低い」と思われる。
上のようなこともあり、「周りの目を気にすることが増えた」なんてこともあり得ます。
そして、何に対しても「自分はフリーターだから」と悲観的な考えをもってしまうこともあるかもしれません。
こういったネガティブな考え方が続くと、自信を無くす負のスパイラルにはまっていくこともあるのです。
不安が増える
フリーターになると不安に思うことがわんさかでてきます。
特にキツイのは”将来的な不安”です。
ボクがフリーターだった頃は下のような『将来への不安』を抱いていました。
・働き口を失うかもしれない。
・働けなくなったとき、老後の生活に備えられない。
・自分の人生のゴールが全く見えない。
働き口や金銭関連の不安というのは、将来的に必ずフリーターになればでてきます。
そして、周りが幸せを味わっている中、自分だけ大きな不満を抱いていれば、不安や嫉妬がどんどん大きくなっていきます。
その結果、将来の不安により、「夜も眠れない…」なんてこともあり得るのです。※経験談です。
将来性のなさに神がかる
何も考えずにフリーターを続けるということは”将来性をなくしていく”と同義であるといえます。
ただフリーターでい続けることはマイナスでしかありません。
・年齢とともに雇ってくれる企業が減っていく。
・技術の発展により、バイトができる作業がなくなっていく。
・お金が貯まらないので、老後はギリギリの生活をすることになる。
参考記事:フリーターには悲惨な末路しかない?
そして、フリーターの将来性がない大きな理由は”普段している仕事の質の違い”です。
立場が違えば得られるモノも変わってきます。
正社員:専門性が高い知識・技術やビジネスシーンで活かせるスキルを身に着けている。
フリーター:誰にでもできる作業のスピードが上がる。
フリーターとして働いていた人の中にはアルバイトの経験を活かしてビジネスを展開されている人もいます。
ですが、ほとんどのフリーターは何にも活かせておらず、フリーター期間が”ただの無職期間”になってしまっているのです。
そんな状態が長い間続けば、『周囲と比べると能力が劣る』『何もできない』となり、働き口も個人で働いていくことも難しくなっていくというわけです。
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フリーターは計画を持ってなるべき【警告】
上の『フリーターになる前に知っておきたいこと』を読んでいただくと、フリーターには多くのデメリットがあることは理解していただけたかと思います。
ですから、フリーターになるための『覚悟』とフリーターになってからの『計画』をしっかり持っておくことが大切です。
ここでは、経験者のボクから『フリーターに考えること』について書いていきます。
「なぜ、フリーターになりたいのか」を考える
まず、フリーターになりたい人は「なぜ、なりたいのか」をしっかり理解したほうがいいです。
というのも、フリーターになることでデメリットが多いですから、テキトウな理由でなってしまうと逆効果になったりするからです。
「働きたくない」
→バイトは低賃金なので、今までより多く働く必要がある。
「不満だらけの生活から抜け出したい」
→『将来への不安・金銭面』といった不満が大量に出てくる。
「気楽に生きたい」
→周りから見下されて惨めな思いをしたり、親や友人から文句を言われストレスを感じる。
そして、「なりたい理由」とセットで”計画も立てておく”ことが大切です。
つまり、「どうせ、フリーターになるならコレをしておきたい!」と思える目標を設定し、その目標達成までの計画をザックリでいいので考えておくと良いです。
そうすると、退職後すぐに動きだせますし、ただダラダラ過ごす日々にならなくて済みます。
なにより目的を持って動くことができれば、後々ビジネスに結び付けられるかもしれないのです。
フリーターには怠け防止と無駄な日々の排除は必須です。
コレができていない人は年齢の割に何もできない人材に成り下がります。
フリーターのタイムリミットを設定しておく
目的があってフリーターになった人でも『タイムリミット』は必ず設定しておいたほうがいいです。
一時的な避難を目的にフリーターでいる人はタイムリミットは必須です。
でも、そのほかにも結果が出ないまま、目標を追いかけるのは結構リスクが高いといえます。※「コレに命かけてます!」ぐらいの覚悟があるならOKですが…。
例えば、目標を追いかけるために20代でフリーターになったとします。
しかし、結果が出せず30代になってしまいました。
その時に「もうそろそろ結婚したいから就職しよう」と考えたとします。
ですが、実際30代で実績・スキルなしの人材を雇ってくれる企業はかなり減ってきています。※スキルがあれば別なのですが…。
その結果、40代になっても「フリーターで独身」となかなか不満だらけの人生を送ることになってしまうこともあるのです。
だから、タイムリミットを設定して、最低限の幸せは手に入るような動き方をしたほうがボクはいいと思っています。
なので、最悪の場合は取り返しのつかない年齢になる前に就職活動を始めることが大切だと思っているわけです。
ちなみに下の記事の『フリーターが正社員になりやすいタイムリミット』にも書いていますが、”29歳までに就活を済ませる”ようにしたほうがいいです。
最悪の状況を避けるための対策をとる
フリーターの最悪の状況というのは”働きたくても働けない状態になる”ことですよね。
上では「歳を重ねるほど就職しづらいからタイムリミット設定すべき」と書きましたが、これも対策の1つです。
そのほかにも下のような『最悪な状況を避けるための対策』があると思っています。
・タイムリミットを設定する(上記で説明済み)
・資格を取得しておく(特定の職業で働けるようにする)
・技術を磨いておく(自分を売り込めるようにする)
「働き口を確保しておく」という意味では『専門的な知識・技術の保有』は対策として、とても有効です。
そして、『働き口の確保のための保険』ですから、実践で使えるレベルまでの知識や技術に磨き上げておく必要があります。
資格:取得後、ブログでその分野の情報発信を行うなど。
技術(例えばプログラミング):個人でアプリを作ったり、フリーランスとして案件をこなしてみるなど。
ちなみに下の記事に『フリーターにおすすめな資格』について書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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最後に:フリーターにならずに済むなら越したことはない
正直の話をすると…。
一般の人はフリーターにならないに越したことはない。
残念ながら、フリーターになると人生が一気にハードモードになることがほとんどです。
お金にも困るだろうし、労働時間が増えてシンドクなってしまうなど、生きていくだけで精いっぱいな状況になってしまうこともありえます。
加えて、就職も難しくなっていきますから、「フリーターは将来的にリスクの高い立場である」ということは理解しておいたほうがいいです。
なので、現在の会社を辞めたい理由が『職場環境や業務内容』なら、”転職”で不満を解消したほうが良いかと思います。
「残業が多くて嫌だ」
→給料は下げて、残業が少ない業種に転職する。
「仕事が楽しくない」
→自分の好きなことを踏まえた上で、自分に合った職場を変える(職場を転々とするのもアリ)。
一時的な感情だけを重視した選択は後々の後悔に繋がりやすいです。
ですので、会社を辞める際はしっかりと後々のことを考えて決断するようにしましょう。
どうしても「このままだと壊れてしまう…」という方は、即行で退職しましょう。
別に仕事やめても、大した問題ではないですからね(即行で退職したボクが言うのだから間違いない)。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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